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季撰菓匠 花仙堂
郊外の市街地に建てた住宅付和菓子店舗。
社会生活において、商業空間は『ハレ』の場である。
また同時に喫茶スペース等は、くつろぎの場としての機能も求められている。
この店では来店者に、小さな驚きと少しの緊張感とを併せ持つ大地に包まれるような落ち着いた空間を提供することを考えた。
イメージは、木漏れ日さす森の中の洞窟である。
店の色彩は焦げ茶色を基調としつつ細部には古くから日本人が慣れ親しんだ色を織り混ぜている。
素材は手に馴染む質感のものを使用し、表面だけのデザインではなく材料そのものの持つ魅力を味わえるように考慮した。
店を訪れる人が、アプローチ・エントランス・売場・喫茶室へと行き来するなかで、空間を通して何かを見つけ、感じ、自分なりのストーリーを楽しんでもらえれば幸いである。
まるで蒔絵箱を楽しむかのように。
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