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桜ヶ丘の家
竣工:2003年2月
用途:一戸建て住宅
階数:2階建
構造:木造
延床面積:114.65㎡
京都府 綾部市
写真:絹巻豊
建物はコストを抑えるために、矩形平面・総二階で計画し、外観もシンプルな形態とした。地域的に風と積雪への配慮が必要であったため、対策として金属板の外壁と軒のある外空間をつくり、断熱性を高めるために居室と外部の間に前室を設ける計画とした。
施主からの要望で、車椅子に対応できるように建物は玄関以外に、駐車スペースから軒下、そのままリビングへと車椅子でアクセス可能で、内部では車椅子で回遊できるように動線を計画した。畳部屋は、車椅子の座面と同じ高さで、布団の出入りや、起立が容易にできるよう配慮している。
住機能の全てを1階で完結、2階は付加スペースとして確保して、部屋は小分けにせず間仕切りで自由に区画出来るように考慮した。
エントランスとデッキ(中庭から望む):
深い軒に守られたリビングにつながる半外部空間
デッキ:車椅子で直接リビングに入れる
吹抜け:庭に向かって開く
内部デッキ(1階からの見上):個室のための半外空間
玄関:収納と間仕切りの上下を抜き、開放的に見せる
畳部屋(リビングダイニングを望む):広く使える一室空間
リビングダイニング(畳部屋を望む)
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